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TCP/IP通信のQoS実現とスループットを改善。

一点制御型QoSタイプと

変動帯域対応型QoSタイプがあります。

ATALANTA-PEP

QoS+TCPアクセラレータ

  • ATALANTA-PEP  │ソリューション概要

    TCP(Transmission Control Protocol) はインターネットの代表的なトランスポート層のプロトコルですが、網の帯域制限や遅延時間等の環境によりパフォーマンスに制限が発生します。

    そこで、IPネットワークにおける網の特性で制約されるプロトコル上のパフォーマンス低下を改善する目的で各種の性能拡張プロキシ技術 PEP ( Performance Enhancing Proxies ) が提案されています。

    ATALANTA-PEPⅠ/Ⅱは、この技術の内、以下のソリューションを提供いたします。

     

    ダイレックスが提供できるソリューション・コンポーネンツ

    ATALANTA-PEPⅠ/Ⅱが提供する機能

    ATALANTA-PEPⅡが提供する機能

    L2層プロキシ性能拡張 ■メディア速度 10/100/1000Mb/s L3層プロキシ性能拡張 ●QoS Flow Control ■Pass-through/Tunneling トランスポート層プロキシ性能拡張 ●TCP PEP (TCP Spoofing) ●Protocol Booster アプリケーション層プロキシ性能拡張 ●圧縮技術 ■キャッシング ■予測アプリケーション加速
  • ATALANTA-PEP I  │特長

    1. 通信帯域資源を最適配分します。:一点制御型QoS

     ・広帯域の回線を100%活用。

     ・重要業務トラフィックは、保護および加速。

     ・時間をかけて転送可能なアプリケーションや重要でないトラフィックは適正な速度に減速。

     

    2. センター側に設置するだけで、TCP/IP通信の加速が可能。

     『一点制御型トラフィックアクセラレーション機能』(センター⇒クライアント片方向)

     ・遅延によるTCP通信のスループット低下を防止

     ・パケットロスによるTCP輻輳制御(スループット低下)を防止

     (注)センター→クライアント方向のTCP加速を実行します。双方向のTCP加速が必要な場合は、

     『二点制御型トラフィックアクセラレーション機能』をもつATALANTA-PEPⅡをご使用下さい。

     

    3. ATALANTA-PEP I には、10Mタイプと100Mタイプがあります。

  •            │ネットワーク接続形態

    ATALANTA-PEPⅠはIPネットワークの入り口に設置され、WAN網に対して中継帯域を分割して複数方路のトラフィックフロー制御を行い、エンドポイント間においてQos制御されたネットワークを実現します。

    ATALANTA-PEPⅠは複数のサーバ、ステーションが接続されるローカル LAN側と WAN側のエッジルータ間にLANインタフェースで接続されます。双方のLANインタフェースにはL2スイッチ、L3スイッチ、エッジルータ、あるいはメディアコンバータ等が相互接続されてネットワークが構成されますので、通信機器のインタフェース条件によりスループットに制限が発生することがあります。

  •            │カタログ・技術仕様

  • ATALANTA-PEP II │特長

    1. 変動帯域下での通信帯域資源を最適配分します。:オートノミックQoS制御(変動帯域対応型QoS) ・変動する帯域を自動計測し、帯域の変動に合わせた送出制御を実施 ・重要業務トラフィックは、保護および加速 ・時間をかけて転送可能なアプリケーションや重要でないトラフィックは適正な速度に減速 ・ms粒度で送出パケットの制御を実施し、網側の契約速度監視(ポリーシング)に対応 2. TCP/IP通信の加速が可能です。:レートベース転送 『二点制御型TCPアクセラレーション機能』(センター⇔クライアント双方向) ・ネットワーク遅延によるTCP通信のスループット低下を防止 ・パケットロスによるTCP輻輳制御(スループット低下)を防止 ・帯域圧縮(LZ圧縮)が可能 3. ATALANTA-PEP Ⅱには、10Mタイプと100Mタイプがあります。
  •            │ネットワーク接続形態

    二点制御型のATALANTA-PEPは各拠点のIPネットワークの入口に設置され、ベストエフォート型サービス網に対して中継帯域を分割して複数方路のトラフックのフロー制御を行い、エンドポイント間にDiffServ型のネットワークを実現します。 ATALANTA-PEPは複数のサーバ、ステーションが接続されるローカルLANとWAN側のエッジルータ間にLANインタフェースで接続されます。 双方のLANインタフェースにはL2スイッチ、L3スイッチ、エッジルータあるいはメディアコンバータ等が相互接続されてネットワークが構成されますので、通信機器のインタフェース条件によりスループットに制限が発生することがあります。
  •            │カタログ・技術仕様

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