ITクリニックサービスは、いわば
ITインフラの総合診療サービスです。
ジェネラル・マスターチームが
各社インフラ機器を横断的に、
通信プロトコルを縦断的に診断します。
メーカーの専門的診断だけでなく、
総合的な診断を受けたい。
説得力のある調査レポートが欲しい。
など
御社の欲しいに、すぐに対応します。
CASE STUDIES
FAQ
Q. 不測の IT システム障害、設備の不具合
に対応できませんか。
不測の障害・不具合の予測される原因は、ネットワーク・システムの構成やその能力、サーバやPC端末・業務機器の設定や利用状況、業務システムの設計など多岐にわたります。
そこで、通信事業者、通信機器ベンダーやソフトウェア開発会社などの専門的診断でなく、ITシステムを総合的に、且つ複合的にも診断・究明できる当社の「ITクリニックサービス」のご利用をお薦めします。
また、絶えず業務の増加・変動が予測されるなか、定期的にサービスを受けていただくことは、ネットワークの安定稼働に結びつきます。
Q. ネットワーク状況を調査し、設備の見直
しを会社に説得したいのですが。
ネットワーク設備の見直し業務をスムーズに進めるため、お客様のネットワークを止めずに通信データのモニタ・検証を行い、上司やお客様にとって 解りやすく、説得力のあるレポートをご用意いたします。
Q. ネットワークの安定稼動は、設備の増強
しかありませんか。
ネットワークの安定稼働は、ネッワーク・システム自体の能力を把握していることが不可欠です。
ITクリニックサービスは、見えにくいネットワークの状況や能力を可視化できる調査・診断サービスです。 ネットワーク環境や稼働業務システムとトラフィック量との関わりを把握しておくことで、これからの業務に相応しい安定的なネットワーク・システムに見直すことを可能にします。
Q. ネットワーク設備に関するセカンドオピ
ニオンがききたい。
新しい通信設備に替えるよう薦められているが、本当に必要か…悩むことがありませんか。日本ダイレックスは、 お客様の経営課題にとって本当に必要なネットワーク設備を探究し、価値生む企業資産に育んでいくことをお客様と取り組んでいます。
(PDF 1,140KB)
問題解決型_事例を見る
計画実行型_事例を見る
●ITクリニック・サービス提供の背景
新規アプリの試行サービス直後より原因不明のエラーが多発。
A社は新規アプリケーション(SFAシステム_Sales Force Automation)を追加したが、
試行時にエラーが多発しレスポンスが急激に悪化した。
システム構成が複雑のため、どこの部分で障害が発生しているかわからない。
アプリケーションサーバ、L2SW、L3SW、FW、SSO(Proxy)、負荷分散装置などが
階層的に接続されており、機器単独では問題は見当たらない。
関連ベンダー10社を集めて解析させたが、原因がわからない。
A社は関連ベンダーを集めて障害調査を行ったが「もぐら叩き」的な対応で原因を特定
出来ず3週間経過した。
このままでは翌週の本番稼動時に、正常に業務が行えない。
一日で障害原因の究明が可能なクリニックサービスを利用しようと決断。
●ITクリニック・サービスによる障害原因の究明
調査期間:短時間(2日間)解析/問診(1日)+計測(半日)+解析・報告(半日)
計測内容:サーバ・クライアント間の通信実態調査とパケットロスの発生箇所の
特定と発生原因の基礎データ取得TCPプロトコル統計)
計測方法:問診による計測ポイントの絞り込み。
キャプチャは当社の指示通り顧客側で実施
解析機材:iJetcapture/REB3(自社開発解析ツール)
●解析結果と対策
1. クライアントからのリクエストに対し、新SFAシステムサーバがデータを
出す前に、SSOサーバがエラーメッセージを送出している。
2. 新SFAシステムでは、SSOサーバのセッション数が1クライアントあたり
通常より8.5倍も多い。
その結果、SSOサーバの処理能力不足によりエラーが発生していた。
3. SSOサーバのセッション処理数を大幅に引き上げる設定変更を行った。
●顧客の評価
A社担当者
「原因が特定できたので、改善策も見つかり、新SFAシステムの運用に間に合いました!」
●ITクリニック・サービス提供の背景
経営課題は事業分野の構造改革。
B社は中期経営計画として、「5000人の人員削減」と「1000億円のコスト削減」を決定。
IT 部門の施策は回線コスト削減と運用コスト削減。
それを受けて、IT部門は「100台以上のファイルサーバの集約」と「専用線VPNから
ベストエフォート型VPNへ移行」を計画した。
しかし、部門内で様々な意見が出た。
・本当にレスポンスは落ちないか?
・業務システムのパフォーマンスは大丈夫か?
・WAN高速化装置を全拠点に導入するとコストメリットが出ない。
・ベストエフォート型では、帯域設計ができない!
そこで、
IT システムを総合的に診断・究明できるITクリニックサービスを利用しようと決断。
●ITクリニック・サービスによるB社ITシステムの調査
調査期間: 8週間(問診・調査~計測計画~計測~解析~報告)
計測内容: データセンターと代表的な2拠点を抽出し、粗計測を実施、
その検証結果から、詳細計測を実施した。
計測方法: スケジューリング機能付き自動キャプチャツールでの定量的計測。
検証用端末によるアプリケーション振る舞いの計測。
解析機材:iJetcapture/REB3(自社開発解析ツール)
●解析結果と対策
1. 全体の接続台数(1000台)の50%は大規模拠点であった。
2. 帯域には余裕があったが、ファイルサーバを集約することで、
他の業務アプリケーションのレスポンスが劣化する可能性がある。
3. 対策として、ファイルサーバを集約したデータセンターと大規模拠点に
WAN高速化装置を導入した。
●ITクリニックサービスを受けなかった場合の算定では
全拠点にWAN高速化装置を導入
・機器費用: \60,000,000(月額リース料約 \1,200,000)
・年間保守サービス費用: \18,000,000/年間(月額約 \1,500,000)
・月額回線料金を\3,000,000削減するのが水の泡
回線サービスの一時工事費用が回収できない
・ファイルサーバ集約によるTCO削減は実現できても
一時投資費用の回収に3年はかかってしまう
●ITクリニックサービス実施の成果
最適投資の実現、投資対効果の最大化
・機器費用: \60,000,000⇒\10,000,000 (6分の1)
・年間保守サービス費用: \18,000,000/年間⇒\2,000,000/年間 (9分の1)
IT部門として、経営計画への貢献
・回線コスト削減: \36,000,000/年間
・ファイルサーバの運用費用削減: \100,000,000/年間
IT部員の計測技術修得
・最適な投資のためには実態把握が必要であることを認知